消化ゲームのプレーオフ。
来年にユースから上がってくる選手や、出場機会の少ない選手、
別のポジションで試したい選手を中心に挑みました。
案の定、2試合とも厳しい試合になりましたが、
問題はミスをしたことではなくて、ミスを怖がる気持ち。
ミスを恐れて、置きにいって送球ミス。
ゴロも捕球ミスを恐れて一歩引いたバウンドで合わせてのミス。
三振を恐れてフォアボール狙いで打席に立って三振。
僕も9歳から野球に関わって、色んなレベルの野球も
色んな国の野球も選手も見てるからわかる。
どういう精神状態からのミスなのか。
僕が試合前にチームにいうことは、常に挑戦をしなさいという事。
難しいゴロが来る時もあるし、判断の難しい走塁の場面もある。
だけど、挑戦した結果のミスは大いにしてほしい。
失敗を経験することも必要な事だから。
ま~、こんなことをミーティングで負けた試合後に言うと
さすがに自分も熱くなって、語気もだいぶ強くなるので
アメリカ人のジェフや、サポートのトーマスに最近は良く止められます。
やべ~、ケニーに火がついたと(笑)
でもそれでもいい。
海外で日本人が熱くなって、止められることはいい傾向だと感じます。
主張する国民性ではないからです。
日本で野球教室やレッスンをさせてもらうときに、
こちらからわかる人は手を上げて~!と言っても
あまり反応は帰ってきませんが、こちらの子は我先にと
手を上げるよりも大きな声で答えてくれます。
それが正解でも間違いであっても、それでいいんだと思います。
正解か不正解かなんてことはどうでもよくて、
その時に不正解であっても挑戦したというところに
正解に成り得る可能性が潜んでいると信じています。
どこにいてもチャレンジをさせてあげられて、
そこから学ぶ方法を伝えられる指導者でありたいと思います。
そして、この日はアイスホッケーと掛け持ちでプレーしてる選手の一人が
ホッケーのシーズンが始まるということで、最後の日。
U18スイス代表でもある彼は、非常にハードワークでした。
『ケニー!また来年だね!』
という言葉が印象的でしたが、また会えるんだと思います。
また帰ってこれるように、僕も頑張ります。
Danke
Kenny
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