オーストリアに来てから約4か月。
この土地の文化、歴史、考え方などを少しずつ日々の生活から
感じ取る事ができています。
そしてこのクラブの歴史、仲間、スポンサー、サポーター。
僕はクラブの中で分けられているそれぞれのチームを
統括する立場なわけだけど、よくわからない外国人がスタートから
自分のやりたいように変革していくのは難しいように感じる。
一人で仲間との関係性も築けていない状況で、環境も理解できずに
事を成すことは不可能だと思う。
なぜなら、対人であるから。
先日、ドイツに長く住んでいる日本人の方がうちのグラウンドに寄ってくださいました。
僕がこの4か月で経験して、分析してきた事と同じような感じ方をされている話を聞き、
やはり、間違いなかったと確信しました。
周りのクラブの外国人選手たちからも同じような見解だったので、
今後の取り組み方、方向性がしっかりと決まりました。
もちろん、すでにそれに取りかかっているわけですが、
これからの変化が楽しみです。
指導力とはやはり自分の知識や経験を押し付けることではなく、
その現場にあったものを、またその相手とのコミュニケーションの中で
一緒に作りあげていくものだと思います。
残りの時間、それにフォーカスして取り組んでいきます。
少しでも多くの仲間に、ここへ来た事を喜んでもらうために。
もっとたくさんの人にうちのボールパークへ来てもらって
野球をもっと身近に感じてもらって、
野球に関わってくれる人がこの土地からもっと増えるように。
その為に、僕もまだ走ります。
Danke
Kenny
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