今回のパーソナルサポートレッスンでは、アメリカの大学から一時帰国中の清水くんに投球動作改善を行いました。
アメリカで重い負荷のトレーニングを真面目に積み重ねたおかげでかなりの筋量をすでに備えています。しかし柔軟性が追い付いていないことが原因でケガも経験し、メカニクスの安定性に欠けているという状態でした。
いきなり柔軟性を爆発的に変化させることはできないですし、本人が一生懸命に現状を打破したいと投球動作を繰り返してきているので、今回は打撃の動きの中からポイントを覚え込んでもらいました。
動きにクセや習慣が染み込んでいる場合、その中で変化をもたらすことは困難なので、視点を変えることが有効です。
また日本人という国民性は他国に比べて何かにつけて真面目にとか真剣にという言葉が好きで、それが野球の中でもマイナスに働くことがあります。動きは「静」ではありませんから頑張り過ぎるとロスが生じます。ですから「抜く」ことを体感してもらいました。
次回のレッスンでは、進化を期待したいと思います。
Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.