先週に引き続き、今週もアメリカンベースボールスクール。
今週も楽しく、笑顔の飛び交うスクールとなりました。
ベンチにいる子達が試合にのめり込み過ぎて、危ないからと何度も後ろに下がるように声をかけても、それでも何度も前に出てきてしまういい傾向。自分達で試合を作ろうとしている証拠だと思います。
ランナーコーチいきますとか、ボールボーイやりますと自発的にアクションを起こせる子も増えてきました。失敗しても怒られない事を認識してくれたせいか、ピッチャーやりたいという声もずいぶん聞こえてきました。いい流れです。
この国の子供に関わる野球のコーチングは教えたがりが多すぎるので、学びたい、もっとうまくなりたいという心を育てることができていないケースが多い。言われたことやらないと怒られるとか・・・。能動的でない、受動的な育成に結果なってしまい、従順である選手以外は「干す」とかもよく聞きます。私も専門学校では干されたものでした。特に自分のキャリアは日本の野球界ではアウトローですから、今の現状に疑問を持つ方からの相談も多いです。
ですから、私たちがこの世代の子達にできることは、またグラウンドにいきたい、野球したいという気持ちを育てることであって、その先に学びたいというステージが彼らには待っているので、その時に適切なアドバイスができる準備を指導者がしておくということです。
今の時代には「Play ball」を教えるコーチも必要なはずです。
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