日中交流。

先日、私が野球を始めたきっかけである大和田タイガースと中国から来た成都KC少年野球チームとの交流する機会がありました。

 

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この日は技術指導をしてほしいという要望をいただいたことで、大切な基礎の部分を子供達にはお伝えさせてもらいました。楽しく野球をプレーするために必要なスキルともう一つは楽しむ心です。

 

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中国の野球は日本に比べれば歴史も浅く、歴史がどれだけその競技にとって重要なことであるかは様々な国でプレーした自分が誰よりも理解しているつもりです。WBCやほかの国際大会を見てもオランダのようなトップクラスの国と日本が競っても、能力の差というよりも歴史の差で辛くも勝利を収めていると感じています。中国もこれから色々な経験を経て、歴史を築き、強くなっていくと思います。実際にそのポテンシャルを感じ取っているMLBはすでにアカデミーを中国に置いています。毎度の事ながら、MLBの先見の明にはいつも驚かされます。

 

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話が逸れましたが、この日は大変日差しも強くて、体調不良が出てもおかしくない天候でしたが、大和田タイガース関係者の行き届いた配慮と気配りで無事に大きな体調不良もなく無事に終えることができました。関係者の皆さんは準備や運営を本当にお疲れ様でした。

成都KCの監督さんと通訳さんを交えて話をさせていただいたところ、面白い発見がありました。自分が尊敬する野球人の先輩である清水広貴さんがかつて10年以上前に日本人野手で初めて中国にてプロ契約を結びました。清水さんが契約したチームは四川ドラゴンズと言うチームで、今回の子供達も四川から来たということで、もしかしたらと思って監督に日本人選手を昔見なかったかと聞くと、名前はわからないけども確かにいたという答えが返ってきました。これまたなんてスモールワールドなんだろう!と驚いた瞬間でした。清水さんが中国という野球のマーケットではブルーオーシャンな環境に飛び込んだことを現地の人が知っていて、それを知っている人から話を聞けること。こういうことにこそ自分は価値を感じますし、こういった出会いを大切にしていける人でいたいと思います。

 

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夏監督と

 

 

 

 

 

 

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