高校野球をする者にとって、夏はきっと特別な存在です。甲子園という大きな舞台に向かって全国の高校野球部員が参加します。

レッスン生たちの中にもこの夏を戦う仲間がいます。チーム内での役割を考えて練習する者、目指す舞台に向かっていく者、甲子園自体が無関心、色々ありますが何かを感じさせる舞台であることは間違いないようです。

自分の頃は、甲子園には程遠いチームでしたので、とにかく個人で打ちまくってたまたま来ているプロのスカウトに目をつけてもらおうとそのことだけに高校へ行ったようなものです。チームの勝ち負けに関わらず、とにかくプレーで圧倒的に目立とうと考えていました。

私の夏は3年間で5試合15打数8安打2本塁打でした。最後に夏で負けた時はみんな泣いていましたが、自分の中では通過点でしかないのでそういった感情はありませんでした。

この夏の大会をきっかけにこのままではプロになれないと思って、冬にアメリカへ渡りました。

良くも悪くもそれぞれが忘れられない夏にきっとなるはずです。後悔の少ないようにトライしてほしいと思います。

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
〇田久保賢植のパーソナルサポートレッスン〇