少し前ですが、いつも参加させていただいている恒例の野球合宿に今回もインストラクターで参加させていただきました。

約40名の小学生、中学生が集まり、1泊2日の期間を僕自身も楽しく過ごさせていただきました。

初日は雨が降ってしまって、室内練習になってしまいましたが(素早い対応で施設を抑えて素晴らしかった！)、各コーチのセクションに分かれて体力強化、技術練習など少ない人数に分けて行ったことによって、子供たち同士の繋がりやコミュニケーションが強くなったと思います。こちらも楽しみながらも運動量豊富なメニューを取り入れて、ホテルでの夕食がよりおいしいと感じられるようにたくさん運動してもらいました。

みんな夕飯はいい顔で楽しんでいました。

2日目は地元の八千代総合運動公園野球場を利用しました。前日グラウンドが使用できなかったので、待ち切れずに多くの子供達はボールを見つけてはワクワクとしている様子でした。

そんな事も予想していたので試合を中心とメニューを準備しており、4チームに分けて試合を時間のある限りプレーしてもらいました。

試合で一喜一憂して、自分の感情を表現する子供たちの姿を見て、改めて練習のための練習が楽しいわけではなく、すべてはプレーボールの中で起きることに心を躍らせ、あの独特の緊張感とワクワク感がたまらなく好きで、その時間をよりエンジョイしようと練習があるのだと思います。その中に様々なドラマや人間模様が含まれている事を広げるメディアもありますが、本質はもっとシンプルです。「プロ」ではありませんから、誰かのためにやるものでもないし、試合に負けたとしても受け入れて次の人間的成長に向けた糧にすればいいだけです。その成長に繋がる部分をこれからも選手の近くでサポートしていけるように準備や勉強をしたいと思います。

今の日本の野球界は複雑なことがあれこれ多すぎますが、ヨーロッパで出会った子供達はもっとシンプルにベースボールを楽しんでいました。もちろん大人も。

2014年に在籍していたフェルトキルヒ・カージナルス　(オーストリア)

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〇田久保賢植のパーソナルサポートレッスン〇