少し時間が経ってしまいましまいましたが、埼玉県三芳町にある室内練習場で人数限定のバッティングに特化したクリニックをさせてもらいました。
普段パーソナルで見させていただいている選手や顔も知りも多くとてもやりやすいシチュエーションでした。
一番この機会で参加してくれた選手たちに伝えたかったことは、自分で考えて、自分の意志で洗濯をし、決断をすることです。これから生きてく進路はもちろんのこと、バッティングに関してもそうです。
チームでこうやって打てと言われた。何かしっくりこない。だけどできるようになるまでやってみる。もしくは自分の打ちたいように打って、結果で指導者を認めさせる。言うこと聞いていれば試合で使ってくれるなんてチームはまだまだあるかもしれない。しかし、それで本当にいいのか?
それが良くも悪くも自分の意志で決断して、選択することが一番重要だと思っています。
私は誰の助言も聞かずに、高校の時にアメリカに行くことを決めました。(それで行かせてくれた両親に本当は感謝しています。) だから成功しなくてもその後の人生何があっても受け入れようと決めました。17歳でMLBを目指そうと決めて、失敗も成功も自分で選択をしてベストを尽くそうと決めました。だから到達できなかった今を後悔はありません。ただ、成功するためならなんでもすると決めていたら、もう少し結果は違っていたかもしれません。
今、私がMLBを目指していたのと同じように世界最高峰を目指す選手、日本でもプロ野球を目指す選手たちと日々様々な形で関わりを持っていますが、厳しい方をすれば全員がその目標達成できるわけではないと思います。だからこそその後にやってきたことを肯定できるように、その先に新しい一歩を力強く踏み出せるような考え方や行動力を身につけることができていたなら、野球をしていた時間は何にも代えがたくプライスレスではないでしょうか。
これは余談になりますが、「セカンドキャリア」という言葉を耳にすることもあるかと思いますが私はこの言葉が嫌いです。それを支援するという考え方も嫌いです。
自分の意志で、自分で考えて、置かれている環境や立場を考慮して、自ら踏み出すことができることを野球を通して学び得ていたら、サポートをする必要がないはずです。学生野球が教育だというのであれば、そういう人材に仕上げることができているのではないかと常々思っています。残念ながら教育現場の構造上、自分で考えて目標に対してリスクを取るようなことを学校では教えてくれないと思っています。
高い目標を自分で設定したのなら、なにかしらの代償は必ずあります。リスクを取らなければいけないケースも生きていればきっとあるはずで。その結果を受け止める勇気を持つからこそ、自分で考えて決断しなくてはいけないのだと思います。
そんなことを私の場合は野球を通して伝えることができたらと思っています。この日関わった子供たちの一人でも多く、頭の片隅に残っていてくれたら幸いです。
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