昨年以来、再び香川県にやってきました。
今回はコロナウィルスの影響で感染拡大防止の意味で飛行機や新幹線などを控え、最もリスクが少ない車で移動しました。
普段この時期には日本にいない三好コーチ(ミネソタ・ツインズ傘下、マイナー監督)と深夜に出発をして、その道中にはいろいろな話をする事ができました。
まぁ運転している私が寝るのを防ぐ意味だったと思いますが(笑)、野球界に前例のないツインズの取り組みであったり、マイナーリーグが中止になってしまって残念な事、まぁいろんな話をしながら思っていたよりもスムーズに香川へ到着できました。
香川へ来た理由は、昨年もやらせてもらいました「LTS野球教室」に通う生徒さんたちに向けた2日間の野球教室です。代表を務める山本遼太君は独立リーグ時代に同じ時間プレーした間柄でもあります。前回は現在SFジャイアンツでシーズンを戦っている植松泰良君とやらせていただきましたが、その時に会っている子たちもいたので、成長と変化を見ることができて嬉しかったです。

今回を先に総括していえば、ここにも優秀なタレントを持った子が数多くいて、特にスムーズな身のこなしができる子、バットを持たせたら自信を持って振り抜ける子、積極的に前に出てくる子、グラブの使い方が上手な子、上手なのに自信が持てない子、とにかく色々な個性に出会うことができました。
これだけ多くの個性が存在しているという事は、代表である山本コーチが色々な野球を見て、様々な子どもたちと日々向き合いながら、頭の中や価値観をアップデートしようという姿勢の賜物なんだろうと思います。

選手の良い部分、まだ発展途上な部分、どれも個性であり、オリジナリティーです。我々大人が可能性を決めつけてしまっては可能性を殺してしまうことにも繋がりかねません。そのそれぞれが持つ個性をどうマネジメントしてゲームに挑むのか?どう戦うのか?どう成長させるのか?それが指導者に必要な能力です。自分の指導スタイルに当てはめさせるのは違うと思っています。(昔はこんなのばっかりでしたが…。今もあるけど笑)
ただし、もっと年齢を重ねていたら話は別です。キャパがある程度見えてしまった段階では、キャパの中でどこまで伸ばせるかというやり方になるので、指導の仕方も変わります。もっと言えば、それでも目標をプロ野球やMLBに設定しているとすれば、選手に要求することも厳しくなります。当然です。
話が逸れましたが、今回のスクールでは守備、打撃に分けて2日間行いました。三好コーチと私で協力をして、メニューを考えて進めさせていただきましたが、選手それぞれ何か心に残るような事があれば嬉しく思います。

技術的な事もお伝えしましたが、いつも一番伝えたいと思っているのは自分の「意志」を持つことです。アメリカのプロで10年以上、指導者の仕事を続けている三好コーチとよく話すのは「技術論は枝葉であって、本当に持ち合わせていないといけないのは意志の力をどう育てるか」という事です。
この話は本当に朝になってしまうのでここでは控えますが、過去に関わった選手達、プロ野球やMLBでも活躍した人たちからの話を聞けば、結局たどり着くのは技術論ではないんですね。その前にやるべきことがあるといつも教えてくれます。
参加してくださったご家族、選手の皆様、今回もありがとうございます。そして山本コーチ、LTS野球教室スタッフさん、ありがとうございます。
またぜひ一緒にグラウンドに立てること、成長した姿を見れる日を楽しみにしています。
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