
前回投稿したブログ(→ 2018年最後のBaseball Camp。)を仲間たち … 続きを読む
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恒例の「GBC & B.B.CLOVERS BASEBALL CAMP」も春開催。
ナスパスタジアムでの初日は千葉ロッテのクローザーとしても活躍された荻野忠寛さんがゲストに来てくださり、子供達は心も内容も充実の1日になった様子でした。
前回は藤田宗一さんがゲストで来てくださって、少し子供達には贅沢な内容になっているような気がしますが、喜んでくれていればそれで良しだと思います。
さて、今回のキャンプ中に行ったエキシビジョンマッチの最中に強い気持ちを持って伝えなくてはいけない場面がありました。
同点で迎えた終盤。3塁にランナーを背負った状況でワイルドピッチによって一点を献上してしまうケースがありました。私は普段から失敗やミスで選手を責めることはありません。しかし、この時の投手をしていた子がガックリと意気消沈した姿を見てこう伝えました。
「試合が終わるまで絶対にスキを見せるな」
野球とは面白いもので、諦めた方に試合が傾くケースを私自身が選手としても指導者としても何度も経験してきました。失敗やミスが起きてしまっても強い気持ちを持っていればチャンスは消えていません。チャンスを作りだすことも可能です。ですが、ゲームセットになってない時に諦めてしまってはもう勝ち目はありません。失敗することが問題ではなく、失敗した後の姿勢が問題なのです。
そして、そこから5点を奪われても諦めなかった選手たちがなんとか3点を盛り返して2点差となってなお、1アウトでランナー2、3塁。押せ押せのムードの中で3塁ランナーが飛び出したままよそ見をしていて、牽制でタッチアウト。最終的にそのミスが響いて1点届かずに負けてしまいました。
普段あまりきつく言うことはありませんが、この時はこの経験を深く心に刻んでほしかったので繰り返すことのないように強い言葉で伝えました。やはりスキを見せた方が負けるのが野球だとこの機会に彼らは学ぶことができたんだと信じています。
野球は失敗のスポーツであり、子供であればなおさらです。失敗から何を学び取るかが大切なスポーツです。彼らのこれからの成長を期待したいと思います。
最後は講師のメンバーで。
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毎年恒例の南房総市での中学生を対象とした野球教室に今年も講師として参加させていただきました。
今年はSFジャイアンツの植松泰良くん、千葉ロッテで活躍された荻野忠寛さん、横浜DeNAベイスターズで活躍された松下一郎くんと私を加えた4名で務めさせていただきました。
この日は置きティー使った打撃指導とボールの持ち替えを中心に中学生たちにお伝えしました。
いつもこういった大人数でのクリニックで感じますが、日本は本当に才能豊かな選手が多いです。恵まれた体格の選手、考え方、目つきなどその特徴も様々。
それを生かすも殺すも、これからの環境と取り組む姿勢、それと広い視野を持つことだと感じます。
環境を変えることは島国育ちの日本人メンタルではとても勇気がいることですが、知らなかったことを知るのはとても気持ちがいい事です。そして、変化の速いこの時代を生きていく為には重要な事です。
彼らが一つでも何か感じで持って帰ってくれたら嬉しく思います。
関係者の皆様、今年もありがとうございました。
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