頭の中を鍛える。

この日のレッスンは身体を使った技術練習ではなく、頭を使った考え方レッスンを行いました。

テーマはこちらです。

 

C123DC73-3B2F-4220-A9E9-7B592A222487

 

具体的な内容は控えますが、野球は数字がつきまとうスポーツです。打者であれば1打席1打席に全身全霊を注ぎ、結果を出しに行くのは当然だと思いますが、それでも10割バッターなど存在しません。ロングシーズン戦えばある程度の数字に収まってくるのが野球です。日本では公式戦とはいえ大学のリーグ戦でも年間で30試合以下、社会人野球や高校野球に関してはトーナメント戦のみ。本当のリーグ戦を経験できるのは国内ではプロ野球、独立リーグくらいなものです。そこの弊害に関しては今回は触れませんが、プロ野球で活躍するところまで目標に立てるのであれば、その数字の残し方、情報収集に比重を置く打席、絶対に結果を残さないといけない打席などを自分で把握していなければなりません。

年間シーズンですべての試合がコンディション良く迎えることはなく、ベストコンディションで迎えられる試合の方が圧倒的に少ないものです。技術的なスランプに陥ることもあるでしょう。それでもある程度の数字を残す為の考え方があります。そして達成不可能な目標を立てて、いつまでも追いかけていては目標設定する意味がありませんから、シーズン中に微調整を加える必要もあります。

現実味のある数字目標の設定方法、その細分化、微調整、そんなところを伝えながらあっという間の時間でした。改めて野球は頭のスポーツだと認識してもらえたと思います。

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

 

メジャー史上最高の投手を知る。

パーソナルサポートレッスン(PSL)と称して、小学生から大人までを対象に野球レッスンをさせて頂いておりますが、投手を指導することもあります。最近に関して言えば投手の方が多いかもしれません。。。

私は元々野手がメインの選手でしたので、投手としての実体験をお伝えすることはできませんが、投手も打者も基本メカニクスに大きな変化はありません。細かい枝葉の部分まで掘り下げると微調整はあるもののベースとしての考え方は同じです。

そして、自分自身が投手経験が少ないため、打者サイドからの目線で投手を知るために色んな国で出会った投手、ピッチングコーチ、指導者の声をとにかく積極的に聞いてきたつもりですが、それでも引き出しを多く持っていたいので、自分なりにも勉強を続けています。

その中で、レッスン生にも読んで一緒に勉強してもらっている本のひとつをご紹介したいと思います。

 

BDE47A0B-0BF0-49AD-8C2C-DEB31EB30BAF

 

「ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル」

 

ノーラン・ライアンはメジャー史上最高の投手と言われ、7度のノーヒットノーラン、8度のオールスター出場、5714個というメジャー歴代最多奪三振記録を持っている野球殿堂入りの大スター選手のひとりです。

そしてこの本の中には投手としてのコンディショニングから投球メカニクス、食事、メンタルの部分にまであらゆる情報が記されています。選手自身にあったものを見つけ出すのが大切な自分の役割なので、選択肢の一つとして参考にすることもあります。

現役の投手は特に必読の一冊です。

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

進む道。

今日は夜から1人の進路相談を受けました。

自分のキャリアからおススメできることは王道ではありません。子供の頃から野球少年たちがプロ野球を目指すのとは違います。ただ今の自分よりほんの少し覚悟を決めて、勇気を出せばできることだと思っています。

それぞれ置かれている環境は様々だとは思いますが、家族や誰かの理解を得る必要があって、その理解を得ることができないのであれば覚悟が足りないのと同じことです。

人と同じことをしていてプロ野球の世界に行けるのであれば、それは持って生まれたものがある人です。持って生まれてこなければ、人と違う事をしない限りチャンスを生み出せないし、掴む事もできません。そもそも人間は平等ではないからです。

それが辛いと思うのなら、今すぐ辞めて安定と言われる道を探す方が賢明だし、適切なアドバイスだと考えます。

やらずに後悔することほど辛いものはないと自分は強く思います。

 

S__90939410

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

千葉マリンスタジアムへ。

地元にあるプロ野球チームといえば千葉ロッテマリーンズです。小学生の頃にイチロー選手を見に自転車で片道50分かけて行っていたのがきっかけでしたが、それを何度も繰り返しているうちにいつしか地元のロッテを応援する少年に変わっていったものでした。

そんな時代がありながら、2015年にB.B.CLOVERS主催のこれまた地元の八千代で行われたベースボールフェスティバルで、一番野球を見ていた頃に千葉ロッテで活躍していた説明不用の小林雅英さんと野球教室をさせていただく機会に恵まれました。それをきっかけに今回は小林雅英投手コーチの御厚意によって、BPパスで球場に入れていただきました。

 

95FCF369-752B-47D4-AD62-C89036918E26

 

小林コーチ、シーズン中のお忙しい中で手配していただきまして、ありがとうございました。

 

S__90275915

ZOZO MARINE STADIUM

 

この日の相手は西武ライオンズ。

グラウンドレベルまで降りて練習を見ることができたので、何人か注目していた選手の打撃やゲームに入るまでのアプローチの仕方を注視していました。

ここではどこがどう良かったかは控えますが、良くないなりに良かった秋山選手、置きティーで素晴らしいメカニクスだったメヒア選手がとても参考になり、収穫でした。レッスンで教えている選手達には動画にも収めてあるので、ぜひ共有したいと思っています。

 

7A806975-3AA8-46FC-996D-BD300EB86071

 

試合は1-0という、ザ・投手戦。

涌井投手のピッチング、メカニクス、そしてバランスと空気感が素晴らしかったのが印象に残ったゲームでした。それから、球場内も練り歩いてみたところ、ボールパークやエンターテインメントを意識した作りに変わってきていることを感じることができました。日本の野球も少しずつ変わっています。

 

321F05CD-6B44-48B3-87A3-D8E701333AEA

 

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

16年後のサプライズ。

こんなことが起きるとは思いもしませんでした。

高校3年の1月、プロ野球選手になりたくてアメリカに渡りました。海外に行きたいとか、海外生活に憧れてとかそういうことではなくて、無名の自分がプロ野球選手になるにはそうするしかなかった時代です。

アメリカのフロリダ州にあるベースボールアカデミーは、世界中からプロを目指す選手たちが集まってくる場所です。その頃に知り合ったリックという選手。いつも笑顔で底抜けの明るさがとても印象的な選手でした。彼とは年が近いこともあって、よくジェスチャーを交えて話をした記憶があります。とてもいい思い出です。

そんな彼と撮った一枚の写真は大切にしている物の一つでした。

 

S__87785480

 

彼がメジャーに昇格した話、韓国では三星ライオンズで投げていることも知っていたし、ソフトバンクホークスで記録的な連勝をしている事も知っていました。同じ時間を過ごした友人を心の中で応援していました。

それから16年。。。

 

S__87785477

 

リックは当時のままで、人間が本当に素晴らしかった。思い出話を答え合わせのように出し合いながら、夢のような時間になりました。

先日のWBCでは日本戦に登板していたくらいですから、これからLAで始まるファイナルラウンドでも必ず登板することになるはずです。またこれからも変わらずに彼を応援したいと思います。

人生は素晴らしい。

 

110317_nederland_rick_van_den_hurk_wbc

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

BMIベースボールキャンプ。

年に数回程度で行っている株式会社BMIのベースボールキャンプに今回もインストラクターとして参加致します。

 

フライヤ―

 

普段行っているパーソナルサポートレッスン(PSL)のクライアント生達も、同じ場所でより実戦に近い環境で見ることができるのと野球以外の時間も一緒に過ごすことができるので、新しいパーソナリティーを発見することがあります。インストラクター側にとっても今後のレッスンを行っていくうえで、とても有意義な時間を過ごすことができています。もちろん新しい出会いもあります。

今回は根鈴雄次さんがゲストインストラクターとして来てくれます。根鈴さんはモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)の3Aで活躍されて、その後WBCでも注目されているオランダ国内リーグの中心打者として活躍された方です。自分が高校在学中に行ったフロリダのアカデミーで初めて拝見して、外国人選手にも勝るとも劣らないその打撃は今でも鮮明に覚えています。 →詳細

 

1601497_285834754913019_221805520_n

 

三好さんも同様にフロリダで初めて知り合ってから、色んな事を一緒にチャレンジしてきました。自分のように実力不足の選手が長いことグラウンドにしがみつけたのは、知恵と勇気と行動力の賜物だったと振り返ることができます。今は日本の野球界では常識外のアメリカプロ野球で監督をするようになっていますが、まだまだ通過点なんだと思います。 →詳細

 

13782163_1087305841357305_6864993226612183679_n

 

そこに私を含めた3名で行う2日間ですので、ほかでは真似できないアンタッチャブルな時間にしたいと思います。

 

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

陸前高田でのベースボールクリニック。

自分が理事をさせていただいている一般社団法人オールネーションズの取り組みの一つとして、今年も陸前高田で野球教室をさせてもらいに陸前高田まで行って来ました。

一緒に行ったメンバーはこの5名。

  • 三好貴士 (アメリカプロ野球独立リーグ、ソノマ・ストンパーズ監督)
  • 田久保賢植 (ヨーロッパなど世界7カ国でプレー)
  • 宮寺匡広 (アメリカプロ野球独立リーグ、ソノマ・ストンパーズ)
  • 安田裕希 (アメリカプロ野球独立リーグ、ソノマ・ストンパーズ)
  • 髙橋侑也 (一般社団法人オールネーションズ事務局)

 

今回の陸前高田は5回目で、2012年からこの地で毎年野球教室をさせてもらっています。最初は室内練習場でやっていたものですが、今回はこの高台にある仮設のグラウンドで。これも復興が進んでいる証かもしれません。

 

img_3477

 

チームの監督さんより守備を中心にというご要望をいただいたことから、この日のクリニックはオール守備。投げ方から捕り方、グラブの使い方、ゲッツー時のベースさばきとその連係まで細かくわかりやすいように説明を加えながらやらせていただきました。特に現役の安田選手、宮寺選手は内野のスペシャリストなので、参加してくれた選手たちにもその動きは大いに参考になったことと思います。

 

img_3465

 

今回のこの時間も彼らの中で一つでも取り入れて試してみて、自分にものにしてもらって、試合で活躍してもらえたら嬉しいですね。

 

img_3603

 

そして、1年ぶりに車で陸前高田の街並みを見てきましたが、確かに復興は進んでいました。それでもまだまだ道を作っては壊し、大きなトラックが頻繁に行き交い、海沿いには海を見ることができないほどの高い堤防も作られていました。あの震災でこの町に残した爪痕から癒える日が来ることはまだまだ先のことだと思います。そしてこの町の計画が完成となる日もまだまだ遠い先の話です。

自分ができることなんて本当に小さなことですが、その小さなことだとしても続けていきたいと思います。そして、見てきたこと周りに伝えていきたいと思います。

 

 

img_3342

 

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

 

軟式少年野球対象のクリニック。

ゴールデンエイジベースボールクラブB.B.CLOVERSが共催するクリニックに講師として参加致します。

昨年末にも同じ小学生を対象としたクリニックで指導をさせていただきましたが、今回は成田をベースに行います。早くも参加申し込みは定員いっぱいで締め切っておりますので、あとは小学生世代に必要なことをきちんと伝えられる準備をしたいと思います。

 

16730096_1593434094003363_4818501130283633040_n

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

失敗をするべき。

今週もパーソナルでのレッスンを行いました。

 

s__85639180

 

s__85639179

 

いつも日本人への指導を行う時に感じることは、失敗を恐れるあまりにスイングをせずに当てにいってしまう傾向がとても強く感じます。海外で指導するとき、特にU8世代からU15世代の若年層は当てることよりもしっかりとスイングをする子が多いです。むしろボールが俺の振ったところに来い!というような(笑)。これはヨーロッパでも同じことが言えます。

この原因が何であるか自分なりに考えたところ、失敗に対して寛容であるかどうかの違いにあると感じています。日本の現代社会はリスクマネジメント精神が先走り、いつしかチャレンジすることがネガティブな要素ばかりのように捉えられています。ソフトバンクの孫正義社長やiPS細胞で有名なノーベル賞の山中教授が以下のリンクのニュースで話している通り、失敗に対して過敏でない国に出ていって、チャレンジをして失敗の中から学べという意味が込められているように思いました。

 

孫社長、山中教授が檄「若者はすぐ渡米せよ」

 

 

さて、体験のお問い合わせもいただいた方、どこをどうしたらいいか悩んでいる方はぜひ一度ご参加いただければと思います。どんどん失敗できる環境づくりをしていきたいと思います。

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.

考える力。

日本の野球は世界の野球のマーケットに比べると年俸にしても、環境にしても、すべてにおいて恵まれている国です。これまでの発展には野球界に関わってこられた先輩方の多大なる努力によって築き上げられたものであり、野球人としてその感謝を忘れてはなりません。

しかし、恵まれているが故にその弊害として多くの野球選手にはグラウンドの上で考える力が乏しいように感じます。野球だけやっていればいいというような風潮があり、恥ずかしながら自分もそうでした。現場では練習メニューが決められ、流れ作業の中で腰を落とせ!肩を開くな!声を出せ!などの抽象的な指導の声がグラウンドに響き渡り、考えるスキを与えません。これだけに収まりませんが、あえて選手に考えさせないようなところもあるように思います。

自分が見ている選手達にはその弊害を埋めるべく、指定した本を読んでもらって、その感想文を書いてもらっています。その意図としては、野球がうまくなりたいと誰もが思いながらも、野球は多くのやるべきことがたくさんあります。これもやらなきゃ、あれもやらなきゃと目標設定が曖昧になり、抽象的になっていきます。そのため練習がルーティン化され、目的意識も徐々に薄れていきます。

自分のしっかりとしたビジョンを持ち、実現するための方法論を考えて見つけ出し、それを実行に移す。そして必要があれば修正する。ここの根幹をぶらない考え方を身につけてもらいたいと読書を通じて学んでもらっています。

野球は考える力で身体的なマイナスも補えるスポーツですから、メディアでも報道され始めているWBCでも選手だけの力でなく、ブレーンの役割を果たす人たちの力も大きく影響してくると思います。

 

img_3268

 

 

Copyright (C) takubokenshoku.com All rights reserved.