自らの意志で。

前回に引き続き、「GBC & B.B.CLOVERS Summer Camp」にコーチとして参加致しました。

小学生が1年生から6年生まで45名の大所帯でのキャンプとなりました。

学校以外の場所でこれだけ多くの子供達が集まる場所は、子供達にとってテンションの上がる一大イベントだったと思います。わずかでも親元から離れてそういう時間を子供達に経験させてあげることは成長していく中で重要なことだと思います。

私自身、英語もろくにできずに渡米したことは貴重なチャレンジでしたし、その後の自分の生き方について大きな影響を与えたことは間違いないと思っています。出会い、違った環境、異文化の空間、どれをとっても大きなインパクトを与えてくれました。

つまり、旅をさせる事は成長の中ではとても重要です。2泊3日という今回の時間も参加してくれた子たちにとって、大切な時間になったのであれば嬉しく思います。

さて、このキャンプでは天候に恵まれず、1日目だけしかグラウンドで野球をすることができませんでしたが、その日は試合を中心に行いました。各コーチが5チームの中からそれぞれを担当する形を取りました。

自分のチームにはとにかくチャンスを与えることを最重要視して、やりたいと思うポジションであったり、要望があれば一般的な固定概念を取っ払って、与えることにしました。ただやらせることはしません、責任を持たせます。それはやらされることに小さいうちから慣れてほしくないからです。

少年野球と言えど、勝つことを優先にやっているチームも少なくないと思います。。だから、その時点で持っている能力を見て決められていきます。別に悪いことではありません。教育していくうえでは我慢させることも必要なことですし、適材適所に選手を配置していく事は当然の事です。しかし、小学生というまだ判断能力も的確でない子供のうちから「やらされる」という強迫観念を植えつけることになり、いつしか好きだった野球から離れていく大きな原因の一つとなります。そこに罵声や暴力が加われば加速します。

少なくとも自分が関わった子供達には「やらされる」ではなく、「やった」を経験してほしいとおもったから、チャンスを与えたいと考えました。その結果、上級生を追い越して小学1年生を先発させたり、いつものチームでは経験できないポジションを守ってもらったりしました。さすがに、小1の子を先発させた時は他の子供から大きな反発を食らいましたが、上級生がその後を挽回してあげればいいんです。野球は最終的にはチームプレーであり、仲間だから。助けることもあれば、助けられることもあるのが野球のいいところです。「やらされる」ことで得ることと「やった」ことで得られることには天地ほどの差があるはずです。

 

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そんな初日以降の2、3日目は悪天候のためにグラウンドではない場所で藤田宗一さんに来ていただいて貴重な話をきけたり、思いっきり体育館で体を動かしたりと、この夏の思い出の一つになってくれたのではないでしょうか。

自分自身も、多くの子供達と接することで学ばせていただいたことがあるので、今後の糧にしていきたいと思います。

 

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レッスン生達と野球観戦。

普段、グラウンドなどでレッスンをさせていただいているレッスン生達と共に西武ドームに野球を見てきました。

 

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試合のスケジュールなどで、来れなかった子も多くいたのですが、また次回以降に検討したいと思っています。

今回は西武ライオンズ対ソフトバンクホークス。

西武ライオンズで通訳を務めている友人の町田君のご協力の元、今回の企画が実現できました。本当にありがとうございました。

 

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試合前のバッティング練習中にはベンチまで通していただき、なかなか入ることのできない場所からメカニクスの確認などをさせてもらう事ができたことは、とてもレッスン生達にとって大きな経験になってくれたことだと思います。特に、プロの選手だからとすべてがパーフェクトなわけではなく、今シーズンの成績と照らし合わせながら、なぜ数字が残るのか?なぜ残っていないのか?その原因がどこにあるのか?様々な議論を交わしながら見学させていただきました。

そしてソフトバンクといえば恒例のバンデンハークも。

 

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試合の方は展開が早く、締まったゲーム。西武が好調な要因はコンディション管理が比較的上手なところなのかなとグラウンドを見ていて感じました。ブルペンワークもとても円滑で無理なくスムーズでした。

今回来れなかった子たちも、またスケジュールが合えば一緒に来てみたいと思います。

 

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ポテンシャルの塊。

前回とおなじくパーソナルサポートレッスンです。

こちらの選手を例えるなら、「センスの塊」というと野球経験者にはどのようなタイプか想像がつくでしょうか?身体能力が高く、できてしまうタイプの選手。

先の冬はカリフォルニア・ウィンターリーグに参加して、様々な課題に気付くことができたそうです。その課題の克服とさらなる飛躍に向けて打撃のメカニクスを確立しているところです。

原石はそのままにしていたらただの原石でしかないので、磨く必要があります。特にこの選手のパターンは、基本的なところができれば後は実戦で適応しながらできるようになっていくので勝手に磨かれていきます。あとはどこのステージで彼が満足するのか?ちいさな枠で収まらない事を今から願いたいと思います。

 

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一時帰国中に。

今回のパーソナルサポートレッスンでは、アメリカの大学から一時帰国中の清水くんに投球動作改善を行いました。

アメリカで重い負荷のトレーニングを真面目に積み重ねたおかげでかなりの筋量をすでに備えています。しかし柔軟性が追い付いていないことが原因でケガも経験し、メカニクスの安定性に欠けているという状態でした。

いきなり柔軟性を爆発的に変化させることはできないですし、本人が一生懸命に現状を打破したいと投球動作を繰り返してきているので、今回は打撃の動きの中からポイントを覚え込んでもらいました。

 

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動きにクセや習慣が染み込んでいる場合、その中で変化をもたらすことは困難なので、視点を変えることが有効です。

また日本人という国民性は他国に比べて何かにつけて真面目にとか真剣にという言葉が好きで、それが野球の中でもマイナスに働くことがあります。動きは「静」ではありませんから頑張り過ぎるとロスが生じます。ですから「抜く」ことを体感してもらいました。

次回のレッスンでは、進化を期待したいと思います。

 

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NPB以外の選択肢 ~逆境に生きる野球人たち~

タイトルの書籍が7月7日に彩流社さんより発売されております。

私のエピソード、インタビューも第一章に取り上げてもらいました。自分のような名もなき野球人の野球にしがみついたストーリーを世に出してくれて、いまもなおアメリカプロ野球独立リーグで活躍している著者の宮寺先生には感謝したいと思います。

すべての野球選手がNPBに行けることはあり得ませんし、行けない選手がほとんどだと思います。それにNPBに行く事が野球のすべてではありません。それでも野球と関わることを諦められない人がどうやってしがみつき、行動していくのか?その方法論の部分が垣間見える1冊になっています。

世界の様々な分野の価値観は多様化しており、いまだこの日本の野球界は世界から遅れた価値観で成立している特殊な国です。組織に変化を求めていたら、目の前の状況は何も変わりません。結局は自分が変わるしかないんです。

野球だけでなく、その他の分野の方に読んでいただいても、考えるきっかけを感じていただけると思いますので、ぜひ一度お読みいただけたらと思います。

宜しくお願い致します。

 

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アメリカンベースボールスクール in 千葉

自分が理事を務めている一般社団法人オールネーションズのスクール事業の一つである「アメリカンベースボールスクール」を船橋市にある船橋市民球場で行います。

大きな特徴としては平日に練習ではなく試合を行うことです。ヨーロッパのクラブでは当たり前のように学校が終わるとグラウンドにやってきてチーム練習があったり、個人練習したり。自分のようにチームに常駐している監督がいると引率して対外試合をしたりというのが日常茶飯事でした。

日本の野球少年が所属するチームでは主に週末に活動して、試合も全員出してあげることが難しいこともあると思います。そういう時、例えば控えの選手とレギュラーでいつも出ている選手とでは試合数の差が開く一方で、なかなかその差を埋めるのが難しいのが現状です。子供であっても一番成長できる舞台は練習ではなく「試合の中」なのです。

そんな貴重な成長の場を作りたいとメンバーで議論しあって、生み出したのがこの企画です。前回行った横浜では25名以上の子供達が参加してくれて、またやりたいという声をたくさんもらっています。

是非、船橋でもたくさんの子供達に参加してもらいたいと思います。

いつものチームとは違う仲間と協力し合って、試合を自分達で展開していく。その先には子供達が野球の魅力と少しだけ大人になった自分に出会えると思います。そんな機会に是非触れさせてあげてほしいと思います。

 

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2017千葉ABS (PDF)

2017ABS千葉講師紹介 (PDF)

 

 

お申し込みは下記の連絡先へ【氏名、学年、ポジション、連絡先】を明記していただくようにお願い致します。

 

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一般社団法人オールネーションズ
TEL:050-5276-2167
MAIL:weareballone@excite.co.jp
HP:https://anbb2011.com/

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県外の出張レッスン。

この日は県外にて初めての子を含めた複数の小、中学生のレッスンを行いました。

今回は5人の子供達に対して、技術指導、カウンセリングをさせてもらいましたが、話を聞くと自分のような役割がやはり必要であると改めて感じさせられました。

チームではチームとしての戦術、協調性を求めた取り組みが主となり、時間的にも個々の能力を底上げするような指導ができる時間や専門家が少ないのだそうです。

例えば正しいメカニクスであっても、必要な筋量がなければパフォーマンスに直結できない事もあります。原因の根本が何であるかをきちっと分析できない限り、次の一手をどうするかは正確に判断できません。

『肩を開くな』、『上から叩け』、『正面に入れ』など野球界には聞こえのいい言葉が蔓延していますが、指摘止まりが非常に多いです。そういった時に、チームとは別に時間を設けて適切に伝える役割も大切であると以前よりも強く思います。

今回見させてもらった5名の子達もほかの子と同じようにそれぞれ長所、短所がありますが、どちらもその子の個性であって魅力なので大切にこれからも向き合ってほしいです。自分はアシストしかできませんが、どんどん活用してもらえたらと思います。

 

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朝の草野球で。

24歳の時、カナダでクビになり、別のチームに乗り込んで勝手にグラウンドに入ったり、自分のプロフィールを添付したメールを嫌がらせのように何通も球団に送ったりして、なんとか「野球選手」である事にしがみつこうとした。

駅で寝たり、はだかの大将のような大きな塩むすび一つで一日をしのいだり、知らなかった人とホテルを数日間シェアしたりしながら。。。

そんな事をしているうちに、滞在費も底を尽きて失意の帰国。野球はもうやらないと決めて就職。それでも熱心に誘ってくれた大学時代の同期が所属していた千葉のYBCというクラブチームに所属。

この日は当時のそのチームメイトに誘われた草野球で久々に再会しました。

 

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みんなオーバー30なのに、どこの国でもグラウンドに立ち続ける人はみんな若い!

日本は野球が好きな国民だと再確認できた日でした。

 

 

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頭の中を鍛える。

この日のレッスンは身体を使った技術練習ではなく、頭を使った考え方レッスンを行いました。

テーマはこちらです。

 

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具体的な内容は控えますが、野球は数字がつきまとうスポーツです。打者であれば1打席1打席に全身全霊を注ぎ、結果を出しに行くのは当然だと思いますが、それでも10割バッターなど存在しません。ロングシーズン戦えばある程度の数字に収まってくるのが野球です。日本では公式戦とはいえ大学のリーグ戦でも年間で30試合以下、社会人野球や高校野球に関してはトーナメント戦のみ。本当のリーグ戦を経験できるのは国内ではプロ野球、独立リーグくらいなものです。そこの弊害に関しては今回は触れませんが、プロ野球で活躍するところまで目標に立てるのであれば、その数字の残し方、情報収集に比重を置く打席、絶対に結果を残さないといけない打席などを自分で把握していなければなりません。

年間シーズンですべての試合がコンディション良く迎えることはなく、ベストコンディションで迎えられる試合の方が圧倒的に少ないものです。技術的なスランプに陥ることもあるでしょう。それでもある程度の数字を残す為の考え方があります。そして達成不可能な目標を立てて、いつまでも追いかけていては目標設定する意味がありませんから、シーズン中に微調整を加える必要もあります。

現実味のある数字目標の設定方法、その細分化、微調整、そんなところを伝えながらあっという間の時間でした。改めて野球は頭のスポーツだと認識してもらえたと思います。

 

 

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メジャー史上最高の投手を知る。

パーソナルサポートレッスン(PSL)と称して、小学生から大人までを対象に野球レッスンをさせて頂いておりますが、投手を指導することもあります。最近に関して言えば投手の方が多いかもしれません。。。

私は元々野手がメインの選手でしたので、投手としての実体験をお伝えすることはできませんが、投手も打者も基本メカニクスに大きな変化はありません。細かい枝葉の部分まで掘り下げると微調整はあるもののベースとしての考え方は同じです。

そして、自分自身が投手経験が少ないため、打者サイドからの目線で投手を知るために色んな国で出会った投手、ピッチングコーチ、指導者の声をとにかく積極的に聞いてきたつもりですが、それでも引き出しを多く持っていたいので、自分なりにも勉強を続けています。

その中で、レッスン生にも読んで一緒に勉強してもらっている本のひとつをご紹介したいと思います。

 

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「ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル」

 

ノーラン・ライアンはメジャー史上最高の投手と言われ、7度のノーヒットノーラン、8度のオールスター出場、5714個というメジャー歴代最多奪三振記録を持っている野球殿堂入りの大スター選手のひとりです。

そしてこの本の中には投手としてのコンディショニングから投球メカニクス、食事、メンタルの部分にまであらゆる情報が記されています。選手自身にあったものを見つけ出すのが大切な自分の役割なので、選択肢の一つとして参考にすることもあります。

現役の投手は特に必読の一冊です。

 

 

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